相馬刈敷田郵便局が開局 津波被害の原釜、大野台経て 被災住民の利便向上
【福島民報ニュース】
相馬市の相馬刈敷田郵便局は11日、開局した。
営業休止となっていた相馬大野台郵便局(市内大野台)の局舎を市内刈敷田地区に移転・新築し、名称を変更して新たに業務を始めた。
相馬大野台郵便局は、東日本大震災の津波で全壊した市沿岸部の原釜郵便局(同市原釜)の移転先として2011(平成23)年12月、応急仮設住宅などが整備された大野台地区の仮設店舗内に開局したが、仮設店舗撤去に伴って昨年3月から休止されていた。
一方、刈敷田地区周辺は災害公営住宅などが整備されて被災住民が多く転居したが、近隣に郵便局がなく、住民や市から開設を求める声が上がっていた。
相馬刈敷田郵便局では同日、営業開始に先立ちセレモニーが行われた。日本郵便の古屋正昭東北支社長があいさつ。立谷秀清市長と佐藤賢之介東北地方郵便局長会長(旭田郵便局長)が祝辞を述べ、出席者代表の10人がテープカットした。
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