県内68例目。南相馬市で2例の陽性患者
福島県は25日、過去に南相馬市内で新型コロナウイルスの陽性確認がされていた患者の濃厚接触者2名から新たに新型コロナウイルス陽性反応が出たことを発表した。これにより本県での陽性患者数は68件(内19名は既に退院済み)となった。また、相双保健所管内では15件となった。
新たに陽性確認がされた南相馬市の60代の男性は、4月16日に陽性反応が確認された同じく60代男性の濃厚接触者で、4月21日から4月24日まで継続的に軽度の倦怠感があったことから4月25日に新型コロナウイルス の検査を実施し、陽性が確認された。
また、もう1名の陽性患者も南相馬市在住の20代男性で、4月18日に新型コロナウイルスの陽性確認がされた南相馬市の50代男性の濃厚接触者で、4月20日の夜に37.5℃の発熱と倦怠感を訴え、翌21日には咽頭痛を、22日に37.2℃で咽頭痛と倦怠感、23日夜に39℃の発熱、24日に38℃の発熱に加え、倦怠感と筋肉痛があったことから帰国者・接触者外来を受診し、25日に陽性が確認された。共に、状況は軽症であり、準備が整い次第入院予定。