2つの道の駅が再開
19日、楢葉町の「道の駅ならは」の物産館が9年3ヶ月ぶりに、川俣町の「道の駅かわまた オアシスinシルクロード」がオープンしました。
楢葉町の「道の駅ならは」は、震災前、年間およそ30万人が訪れる観光拠点でしたが、東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴い、避難指示が出され、昨年まで休業を余儀なくされました。
昨年、温浴施設など一部の営業が再開されたものの、震災後に検察署の臨時庁舎として使われた物産館の改良工事も並行して進められておりましたが、改良工事も終了し、19日に9年3ヶ月ぶりに再開となりました。
オープンを迎えた「道の駅ならは」の物産館では、地元産野菜、鮭の加工品、地元米を使った日本酒など、県内各地のお土産を1,000品目が発売されています。
また、新型コロナウイルス感染症に伴い、21日まで、ドライブスルー形式での野菜の直売も実施することにしています。
一方、川俣町の「道の駅かわまた オアシスinシルクロード」は、6月19日に改装オープンしたものの、県外からの移動自粛期間であったことから、オープニングセレモニー等は行わず、営業を開始していました。
しかしながら、本日、移動自粛制限が解除されたことを受け、本日オープニングセレモニーを行い、改装オープンを祝うことになりました。
改装された「道の駅かわまた オアシスinシルクロード」は、屋根つきの休憩場が新設され、同町内で毎年開催される中南米音楽の祭典「コスキン・エン・ハポン」にちなみ、中南米音楽を聞きながら時間を過ごすこともできます。
また、町特産の川俣シャモを扱う専門店も新たにオープンし、川俣シャモを使った親子丼やステーキ丼、それにパスタなどの料理を楽しむ事ができます。
楢葉町の「道の駅ならは」の施設内には入浴施設もあるので、お風呂に入って、食事をして、野菜を買って帰宅するなどをお勧めします!また、川俣町は、現在放送中の連続テレビ小説「エール」の参考となった古関裕而さんが務めていた場所でもあります。道の駅に行って、音楽が生まれる場所を体験してみては如何でしょうか?