業務用掃除ロボット、南相馬市役所で実証試験 ロボットベンチャー「クフウシヤ」が開発

【福島民報ニュース】

南相馬市原町区に事務所を置くロボット開発ベンチャー「クフウシヤ」(本社・神奈川県相模原市)は大型施設向けの業務用掃除ロボットの開発を進めており、2021(令和3)年の販売開始を目指す。試作機の動きを確かめる実証試験を23日、南相馬市役所で繰り広げた。

大西社長(左から2人目)から機体の説明を受ける門馬市長(左)

 試験は市役所1階の市民課窓口前で行った。機体に搭載した8つのセンサーで周囲の情報を読み取りながら、時速約1.2キロで走行し、タイル床約20平方メートルにまいた紙くずを吸い取った。

 部品の大半は南相馬市内の企業が製造している。点字ブロックなどの段差を乗り越えられ、一般的な家庭用掃除ロボットより吸引力が強い。大きさは縦約51cm、横約77cm、高さ約87cmで、重さは約60kg。4時間で約2,500平方メートルを掃除できる。
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【「株式会社タフウシヤ」について】

住所(南相馬事務所):福島県南相馬市原町区栄町1-42​
同社が開発した業務用掃除ロボットに関するURL(動画もあります):
https://www.kufusha.com/wcfk

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