南相馬市:ふるさと納税の使途に新型コロナ対策を追加
南相馬市は29日、ふるさと納税の使い道として「新型コロナウイルス対策」を追加すると共に、ふるさと納税の納付先を南相馬市にしてくれるようお願いする文面を発表しました。
これまで、南相馬市はふるさと納税の寄付金の使い道として、「相馬野追に関する事業」、「子どもの教育など次世代育成に関する事業」、「東日本大震災からの復興・復旧に関する事業」、「協業のまちづくりに関する事業」に加えて、「市長が必要と認める事業」の5事業に対して、寄付金を募集するとともに、寄付金を使用していました。
この度、南相馬市は、同市内でも新型コロナウイルス感染症の感染者が確認されたことに加え、市内小中学校の休校、飲食店の休業やイベント等の自粛による売上減少を鑑み、第2波に備えた感染症防止策や事業所継続に取り組むため、これまでの5事業に加えて、「新型コロナ関連事業」も含めてふるさと納税寄付先に南相馬市を選んで欲しいと発表しました。
寄せられた寄付金の使い道として、
①:感染拡大防止策
・ 発熱等トリアージ外来開設(仮設診療所の設置)
・ 児童生徒のインターネット学習環境整備
・ マスク・消毒液の配布
②:市民生活支援
・ 児童不要手当受給者への市独自支援
③:事業者支援
・ 運輸、宿泊、飲食業に対する助成金の支給
・ 売上等が減少した事業者への支援金の給付
・ 事業形態の変更を余儀なくされた事業者への新たな取り組みへの支援
・ 外食産業等への出荷販売が減少している農家への生産支援
・ 枝肉価格下落による肉用牛肥育農家への支援
上記を使い道としたふるさと納税を求めています。
尚、ふるさと納税の納付は、南相馬市への直接申込に加え、ポータルサイトでの受付も併せて実施しています。
詳細に関しては、下記よりご確認ください。
https://www.city.minamisoma.lg.jp/portal/admin/machidukuri_sengen/1/12330.html