【福島民報ニュース】

南相馬市原町区のJR常磐線原ノ町駅は、駅舎正面の外壁に城壁風の塗装が施され、15日、お披露目された。駅利用者に相双地方の伝統行事「相馬野馬追」の文化や歴史を伝え、地域の魅力発信につなげる。

　高さ約4メートル、幅約35メートルの外壁部分を約一カ月半かけて白く塗り替えた。日本の城を摸しており、城内から鉄砲や矢を放って侵入者を撃退するために設けていた穴「狭間（さま）」もあしらわれている。駅員のアイデアが採用されたデザインとなっている。
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