「広島・長崎の火」楢葉の宝鏡寺に移設 来年3月 震災10年に合わせ

【福島民報ニュース】

 東京都の上野東照宮で核廃絶を願い灯(とも)されている「広島・長崎の火」は来年3月、楢葉町の宝鏡寺に移される。

 関係者によると、火を管理する「上野の森に『広島・長崎の火』を永遠に灯す会」の小野寺利孝理事長が、福島原発被害弁護団の共同代表を務めており、福島原発避難者訴訟原告団の早川篤雄団長に移設を依頼。早川団長が住職を務める宝鏡寺で灯されることになった。重要な文化財がある上野東照宮境内での保管が難しくなったため、灯す会が火の移設先を探していた。

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