南相馬市・メルティンMMI イノベ構想実現へ協定

【福島民報ニュース】

南相馬市とサイボーグ型ロボットの研究開発を進める「メルティンMMI」(本社・東京都中央区)は1日、福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想の実現に向けた協定を結んだ。

協定書を交わす門馬市長(右)と粕谷社長

市内の小中学生向けに授業を行い、ロボット関連産業の人材教育に取り組む。

同社は、土木や建設現場で人間に代わって作業するロボットの実用化を目指している。将来的には原発や災害対応の場面での応用も考えている。市内原町区の市産業創造センターに工場を構えている。若手人材の育成に力を入れるほか、市内で実証試験を本格的に実施する。

 市は、同社の研究開発を全面的に支援する。試験場の提供や地元企業の紹介などに取り組む。

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