飯舘村と新宿調理師専門学校 「食」通じ交流や人材育成へ
東日本大震災と東京電力福島第一原発事故発生後から被災地の支援活動に取り組んでいる東京都の新宿調理師専門学校は10月23日、飯舘村と友好協力に関する協定を締結した。
同専門学校は復興を応援する気持ちを込めて学生が調理した「ありがとう弁当」を村役場や村内の企業、特別養護老人ホームなどに届ける活動を継続している。
協定締結式は村役場ビレッジハウス美囲杜で行われた。
飯館村関係者や学生ら約40人が出席。
菅野典雄村長と同専門学校の上神田梅雄校長が協定書に署名した。
両者は今後、食を通じた相互交流や人材育成に共同で取り組む。
上神田校長は「飯舘村のまでいの精神は本学の教育方針と通じるものがある。今後も復興を応援していきたい」、菅野村長は「困難があっても成長するきっかけになるということを学生さんたちに学んでほしい」とあいさつした。
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