宿泊補助15万泊追加へ 福島県 観光再生を支援
【福島民報ニュース】
福島県は新型コロナウイルス感染拡大により深刻な影響を受けている旅館やホテルの支援を目的に実施している県民限定の宿泊費補助事業に、10万泊分を追加する方針を固めた。先の2万4,000泊分は受け付け開始から1週間で完売となり、利用できない希望者も多い。県は補助対象の宿泊分を6倍余りに拡充し、観光振興を図るとともに、県産品の消費拡大や県民サービスの向上につなげる。
内堀雅雄知事が9日に県庁で開いた定例記者会見で、事業費を盛り込んだ2020(令和2)年度一般会計補正予算案を発表した。 事業は、1人1泊当たり7,000円(税抜き)以上の宿泊料金に対し、5,000円値下げされた料金で宿泊できる内容で、現在は県民のみを対象としている。
追加する15万泊分のうち、5万泊分は2020年度当初予算の予備費から2億5,000万円を充てて先行して始める。「県民割」と銘打ち、10日に申し込みの受け付けを始める。(続きを読む)
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