「道の駅ならは」全面再開 物産館開業震災以来、9年3カ月ぶり

【福島民報ニュース】

東京電力福島第一原発事故のため休館していた楢葉町の道の駅ならはの物産館が19日、営業を再開し、農産物などを買い求める客でにぎわった。物産館の開業により、同施設は約9年3カ月ぶりに全面営業再開した。

農産物などを買い求める客でにぎわう道の駅ならはの物産館=楢葉町

 物産館は2階建てで、延べ床面積は約950平方メートル。1階では地元の新鮮な農産物や、郡内や友好都市の特産品を販売している。アイスショップもある。2階には休憩スペースや整体コーナーを設けている。19日は再開セレモニーが行われ、松本幸英町長が「Jヴィレッジと連携しながら、観光や交流人口拡大の拠点になるよう施設のさらなる充実を図りたい」とあいさつ。青木基町議会議長らが祝辞を述べた。松本町長らがテープカットした。
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