福島県産品の安全 全国発信へ 福島でキックオフイベント
【福島民報ニュース】
県が県産品の風評払拭(ふっしょく)を目指し、県外に講師を派遣する「ふくしまの今を語る人」事業のキックオフイベントは11日、福島市の民報ビルで開かれ、出席者が正確な情報発信を誓った。
県内で農林水産業や食品加工業に携わる26人が講師を務める。来年3月まで全国各地で開かれるセミナーや講演会に派遣され、県内の現状や食の安全性を伝える。
事業は2014(平成26)年度から実施している。
各講師は東京電力福島第一原発事故発生後の放射線量の推移や農産物の検査態勢などについて、当事者としての思いや経験を交えて語る。新型コロナウイルス感染拡大を受け、今年度の講師派遣は例年より10回少ない25回とした。会場では手指消毒の徹底や試食の中止など感染防止対策を徹底する。
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