新型コロナ往来自粛解除初の週末 福島県内観光地 戻る客足
【福島民報ニュース】
新型コロナウイルス感染拡大に伴う首都圏などとの往来自粛要請が解除されて初の週末となった20日、県内の観光地に、客の姿が徐々に戻ってきた。他県ナンバーの車も目立ち、人出回復への兆しが見え始めた。一方で、各施設は感染への警戒を緩めず、「新しい生活様式」に即したおもてなしを徹底している。
年間100万人を超える観光客が訪れ、国選定重要伝統的建造物群保存地区に選定されている下郷町の大内宿には20日、多くの人が訪れ、散策を楽しんでいた。駐車場は今年に入って最多となる約570台の利用があった。大内宿保存整備財団によると、このうち、約6割が首都圏などの県外ナンバーという。今月の入り込み数は、前年同期の約四割にとどまっているが、財団の関係者は「少しずつ本来の姿を取り戻している」と期待を高める。
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